玉置神社(奈良県)
(玉置神社の駐車場前の鳥居)
奈良県吉野郡十津川村の玉置(たまき)神社へ行ってきました。
(5月下旬)
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初めての玉置神社
玉置神社は、大峰山系にあり、「大峯奥駈道」という
奈良吉野山と熊野三山を結ぶ、もとは修験道の修行場として
開かれた道が通っています。
ずいぶん長時間山道を車で走らないと行けないところで、
この2,3年行ってみたいと思いながらも、機会がありま
せんでした。
今回、ようやく念願が叶い行くことができました。
「次に行く機会は、もうないかもしれないなぁ」と
思うぐらい、うちからは遠い場所という印象でした。
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産・大峯奥駈道の
一部ということで、以前と比べると、すいぶん駐車場がキレイに
なっていると同行の方が話されていました。
(駐車場前)
枕状溶岩堆積
ここの地質は、枕状溶岩堆積地があり、海底火山の噴火で
玄武岩質の溶岩が水中で急速に冷却・固化したもので、
不規則な楕円状または曲がった丸溶岩が露出しています。
参道
駐車場から、20分以上ほど参道を歩きます。
参道は、山の斜面に作られていて、巨木が迎えてくれます。
本殿と社務所
本殿です。
(石段の上が本殿)
(社務所 社務所・台所、梵鐘は国の重要文化財です)
玉石社
本殿から、10~15分ほどだったか、急な山道を登ると玉石社です。
ここが、今回のとっておきの場所です。
(ピントが合っていませんが、玉石社)
(失礼して、アップを)
ご神体は、すぐ上の写真、中央部分の少し上に、白石が敷き詰め
られている所に、黒っぽく少し出ている「玉石」と呼ばれる自然石です。
「地上部分はわずかで、巨大な岩が地中に埋もれている」という
言い伝えがあるそうです。
玉置山 山頂
玉石社から、数分頑張って登ると、1076メートルの山頂です。
(一等三角点 玉置山頂からの眺め)
(山頂からは、こんな空が見えました)